いきなり高温のお風呂に入るのが危険な理由

 

熱いお風呂

日本人の大好きな大切な文化で、リラックスできるお風呂。でもお風呂も間違った知識や習慣で体に危険なこともあります。今回は、特に大事な熱いお風呂への入浴の注意点について記載してみます。

 

お風呂の温度と血圧の関係

 

我々はお風呂に入ると、体が温められ、血管が拡張するため血圧は下がって行きます。

そうすると、42度以上のより熱いお風呂に入る方が、体が早く温められて、血圧を下げるに良いかのように思えます。

 

ところが、高温のお風呂に入ると、人間の体は温度差による刺激のため交感神経が刺激され血管の収縮による一時的な血圧の上昇が起こります。

つまり、熱いお風呂に入ると急激に心臓や血管などの循環器系に強い負担がかかることになってしまいます。

 

このため、寒いからと言っていきなり高温のお風呂に入ることは大変危険となりますので、避けるようにしましょう。

特に高血圧や循環器系の持病を持たれている方は、熱いお風呂に掛け湯などの前準備も無くいきなり全身で浸かるというのは、心臓への刺激・負担がかなり強まりますので、絶対やめましょう。

突然死の4分の1は家庭のお風呂場で起きているというデータもあります。

 

 

安全に熱いお風呂に入るには?

 

でも日本人ならば江戸っ子ならずとも「やっぱり熱いお風呂に入りたい!」という方も多いのではないでしょうか?

 

そんな熱いお風呂好きな方のために、安全に熱いお風呂♨に入る方法をご紹介致します。

 

自宅でのご入浴

 

自宅での入浴では、まずしっかり掛け湯をしてから低めの温度で入浴。その後にお湯の温度を徐々に上げていくのが安全です。お湯の温度だけでなく浴室内の温度もできるだけ温かくなるように気を付けましょう。

 

銭湯や温泉などでの入浴

 

色々なお風呂た楽しめる銭湯では、しっかり掛け湯をするのは当然として、まずは不感の湯(湯温が体温に近いお風呂)など、低めの温度の浴槽に入浴しましょう。その後、体を洗いなどしつつ徐々に熱めのお風呂、温泉などに浸かっていくのがおすすめです。

 

種類が一つしかないような温泉施設の場合は、事前の掛け湯やシャワーでのお湯慣れをしっかりと行いましょう。

 

生活に欠かせなくお風呂へのご入浴。お風呂の知識を増やして安全にお風呂ライフを楽しみましょう。もちろんいろいろなお風呂を楽しめる温泉施設の水春(すいしゅん)もお勧めですよ(●´▽`●)。

 

 

#熱いお風呂 #お風呂の知識

関連記事

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. 温泉で自律神経を整えませんか?秋バテ解消!

  2. 「暑熱順化」で熱中症予防!お風呂やサウナで汗をかこう

  3. サウナハットのすすめ!

  4. 癒し処ゆめみ・アカスリの営業についてのお知らせ|鶴見湯元水春

  5. 京都駅から30分で温泉♨につかろう!SPA&…